食材のご紹介
夏が旬 雄勝の「夢牡蠣」
一般的に牡蠣の旬は冬というのが通説ですが、宮城県石巻市雄勝の牡蠣は、産卵前に栄養をたっぷりと蓄える5月~8月が一番の食べごろ。『夢牡蠣』の育つ雄勝湾は、緑豊かな山々に囲まれ、森のめぐみをたっぷりと含んだ地下水が海底から湧き出しているという全国でも珍しい地形。春になり森が豊かになると、森からのミネラルを豊富に含んだ湧水が海へと流れ込み、牡蠣の育成に不可欠なプランクトンに恵まれるため、初夏にかけてより一層大きく美味しい牡蠣が育つのだそうです。
また、穏やかで水深が深く、水温の変化も少ないため、牡蠣が十分大きくなるまで長期間育てるのに非常に適した環境です。通常、東日本の牡蠣は2、3年物が多い中、3〜4年をかけてひときわ大きく育った牡蠣のみを『夢牡蠣』と呼んでいます。
人の顔ほどのサイズも見かける『夢牡蠣』はずっしりと重く、中にはあっさりとして甘みのある大粒の身が殻いっぱいに詰まっています。
