ホルモンのビジネスモデル | apcompany

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ホルモンのビジネスモデル

牛の正肉はA5やA4などといって赤身肉の色や霜の入り具合によってランクが付けられ、競りによって仕入れることが可能ですが、ホルモンは公開された市場には出回らないため、特に上質なものであればあるほどその入手は困難になります。どんなに金額を積んでも、専門の業者とのつながりがなければ入手できません。

APカンパニーで扱っているホルモン(牛小腸)は、内臓専門の仲卸業者さんが長年培った目利きを生かして厳選したものであり、その中でも最も上質な脂つきの良い大トロ部分のみを仕入れています。牛の屠殺量が減っているだけでなく、空前のホルモンブームでその希少性は高まっている中、安定して毎日上質なホルモンを大量に仕入れられるのは、まさに「人と人とのつながり」があればこそです。

上質なホルモンには絶対量があるため、継続的に安定して上質なホルモンが仕入れられる目処がたたないと出店はしていません。扱うホルモンの質に妥協をすれば出店も可能ですが、それをやってしまうとせっかくこれまで培ってきた仲卸業者さんとの信頼関係が崩れてしまいかねないからです。

「自信を持ってお客様にオススメできる素材のみを使用し、間違いなく美味しく食べてもらう」という仲卸業者さんとの約束を胸に、今後も地に足を付けた店舗展開をしていきます。

芝浦とは別に、2009年10月より「JA食肉かごしま」とも直接取引を開始しました。一次卸の立場で仕入れが可能になったことで、中間マージンを省いた仕入れ価格と、遠く離れた鹿児島でも直接空輸することによって高鮮度の品質が可能になりました。まだまだ取引が始まったばかりですが、今後ますます信頼関係を深め、これまでにない価値を世の中に生み出せればと、日々試行錯誤を繰り返しています。

用

引き続き仲卸業者さんとの関係を継続して仕入れの力を強めていくとともに、新しく始めた「JA食肉かごしま」との取り組みを具現化して行きます。また、「みやざき地頭鶏」の事例を生かして生産にさかのぼり、より深い「生産⇔店舗」の関係が築いていければ、地域や第一次産業の活性化につなげることができるのでは、と考えています。そのためには自社牧場を設立して牛を飼い、加工センターを設けて大量消費を仕掛けることも必要になるかもしれません。APカンパニーの強みを、この分野でも発揮していきます。

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