鹿児島県指宿市 田村合名会社 | AP company

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蔵元のご紹介

鹿児島県指宿市 田村合名会社

薩摩半島の最南端、カツオ漁で有名な指宿郡の山川港近くに田村合名会社はあります。創業1897年。120年もの間、指宿人から愛されてきた蔵元です。

この蔵の顔は、焼酎会の「お母さん」と呼ばれる社長の桑鶴ミヨ子さん。以前は保育園の保母さんだったそうです。夫である先代社長が急逝され、義母の後押しにより蔵に入る一大決心をしたという桑鶴さん。当時の蔵の経営状態はかなり厳しく、蔵を閉めるという選択もあったと言います。しかし、「私の代で変えないと!」と奮起したと話す桑鶴さんに、母の強さを感じます。

当時、白麹を使った「薩摩乃薫」は売れていたそうですが、桑鶴さんは改革の一歩として新製品の開発が必要と考えました。「伝統を重んじる気持ちは大切。だけどお客様のニーズにこたえる事こそ私たちの役目」と、皆にすべてをさらけ出し、これからの蔵の未来について一生懸命話したと言います。


そんな思いが伝わり、試行錯誤の末に黒麹を使用した「純黒」が完成。苦労の甲斐あり驚くほど売れたそうです。ただ、この爆発的な人気にも関わらず、桑鶴さんは生産数を増やさず、施設も大きくしませんでした。それは「小さな蔵だから出来るこだわりを貫きたかったから」。甕づくりにこだわる田村合名会社は、蔵の規模にしては珍しく約72甕もの甕を使用して、手間暇かけた焼酎を醸しています。これ以上生産数を増やすと味も品質も変わってしまう可能性があると桑鶴さんは考え、生産数を変えなかったのです。醸し出す焼酎に漂う「田村合名らしさ」は、そんな桑鶴さんのこだわりのおかげかもしれません。


田村合名会社
鹿児島県指宿市山川町成川7351-2


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